空き家も大切な財産!放置していませんか?
空き家をなんとかしたいけど、どうして良いのかわからないなら、次の質問に答えてみてください。
Q.土地は手放したくないですか?
空き家を、現状のまま、売りに出してみてはいかがですか?
家は、建てたその時から、資産価値はどんどん下がっていきます。
もしも、住居として売りに出すのなら、早い方が良いと思われます。
その家がいくらで売れるかは、イエウールのネット査定で、簡単に調べる事ができます。
簡易(机上)査定なら、すぐに、おおよその売却価格がわかります。
参考にしてみてください。
住めなくなった家を売るには、2つの方法があります。
①家を解体し、更地にして売る。
②古家付きの土地として売る。
①の場合、家の解体にお金がかかり、②の場合、売却価格が更地より安くなります。
どちらがお得なのかは、不動産会社に相談するのがベストでしょう。
その家(土地)がいくらで売れるかは、イエウールのネット査定で、簡単に調べることができます。
簡易(机上)査定なら、すぐに、おおよその売却価格がわかります。
参考にしてみてください。
提案4.空き家を解体して土地として保有する
空き家を放置すると、トラブルの原因にもなりかねません。
どうしても土地を手放したくないのなら、空き家を解体して、土地として保有することを提案します。
家を解体するのにかかる費用は、一般的に、このような相場になっています。
解体費用の相場(坪単価)
木造:2万円~3万円
鉄骨造:3万円~4万円
鉄筋コンクリート造:4万円~5万円
つまり、木造の50坪の家なら、100万円~150万円ということになります。
その内訳は、このようになっています。
人件費:約15,000円/人
仮設工事:500円~1000円/㎡
内装解体:5,000円~10,000円/坪
屋根解体:1,000円~2,000円/㎡
重機解体:3,000円~5,000円/坪
基礎撤去:3,000円~5,000円/㎡
樹木撤去:10,000円~50,000円/本
ブロック塀撤去:2,000円/㎡
廃棄物処理:5,000円~20,000円/㎥
重機運搬費:40,000円程度
諸費用:合計50,000円程度
これだけの費用をかけて、家を解体すると、6分の1に軽減されていた、固定資産税を、満額支払わなければなりません。
これを嫌がって、空き家を放置している人がいるのも事実です。
しかし、空き家を放置すると以下のようなリスクもあります。
倒壊の恐れのある建物が放置されていて危険
倒壊で、他人に障害が生じたときは、空き家の所有者が賠償しなければなりません。
民法第717条では、被害者に対してその損害を賠償する責任を負うとあります。
空き家が火災になり近隣の住宅が延焼した
延焼した場合、出火元の家の所有者は、賠償する責任はないと、失火責任法にあります。
失火責任法
民法第七百九条ノ規定ハ失火ノ場合ニハ之ヲ適用セス但シ失火者ニ重大ナル過失アリタルトキハ此ノ限ニ在ラス
でも、空き家の管理が不適切であった場合、所有者の責任を問われる場合もあります。
民法 第709条
故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う。
つまり、空き家を放置する事で、解体費用以上の出費になる可能性もあるということです。
さらに、平成26年11月には、「空家等対策の推進に関する特別措置法」が成立しました。
空き家に関するトラブルが絶えないために、新しく制定された法律です。
空家等対策特別措置法 第三条
空家等の所有者又は管理者(以下「所有者等」という。)は、周辺の生活環境に悪影響を及ぼさないよう、空家等の適切な管理に努めるものとする。
あなたの大切な財産を守るために、以上のことを、ぜひ参考にしてみてください。
その家(土地)がいくらで売れるかは、イエウールのネット査定で、簡単に調べることができます。
簡易(机上)査定なら、すぐに、おおよその売却価格がわかります。
参考にしてみてください。
その家に住む予定もなく、土地も手放したくないのであれば、駐車場やトランクルームとして活用してみてはいかがですか?
最近では、家の解体費用やその他の初期費用を、立て替えてくれる会社もあります。
そのお金は、売り上げの中から、少しずつ返済するというシステムです。
これなら、初期費用が少なくても、土地活用を始められますよね?
提案6.アパート・マンション・太陽光発電などに活用する
ある程度の資金を投資できるのであれば、アパートやマンション経営はいかがですか?
副収入が得られるのは魅力的ですし、老後の年金代わりとして期待できるかも知れません。
立地によっては、太陽光発電や介護施設の経営なども考えられます。